リーダーに聞いてみた
私たちの仕事が注目されているという実感
Q.最近、資源再利用への期待が高まっているのですが、日々の仕事で感じることはありますか?
私は小学生の頃に、家業である当社の手伝いをしていたのですが、その時に比べると住民の方の分別の意識とか、回収の時間とか、「見られている」という感覚が徐々に強くなってきています。そこで、会社も社員も、見られている仕事、注目されている仕事、であることを意識して、職務に取り組んでいます。住民の方から挨拶や身だしなみを注意されることがありますので、見た目から意識して変化していくことに目を向けてます。
区の委託事業ということでこころがけていることはありますか?
世田谷区から信頼をいただいて、この仕事に取り組んでいますので、信頼を裏切らない仕事をする、ということを第一に心がけています。従業員に関しても区の事業ということで、責任を持って最後までしっかりと、取り残し無く、苦情をいただくこと無く、事故なく、回収作業を無事に遂行して帰社するよう、徹底しています。
安全に、確実に業務を遂行
従業員の皆さんに日々言っていること、徹底させていることはありますか?
ミーティングでもよく話しているのが、「安心」「安全」「安定」ですね。現場作業ですと、当日の交通事情や排出量に影響を受けますので、あせって急いでしまうと事故やケガにつながってしまいます。そこで、時間は意識せずに、「安心」「安全」「安定」、確実に業務にあたってくださいと言っています。
こんな人に向いている、こんな人が活躍している、という人材観はありますか?
毎日同じ作業をしますので、コツコツと真面目に取り組める人が向いているのではないかと思います。特別な能力はとくに要らないです。あとは、挨拶がきちんとできることが一番重要だと思っています。

株式会社井上 代表取締役 井上正也 高校時代までプロを目指してサッカーをやっていたスポーツマン社長